夢はサッカー選手 キラキラしていた13歳
- ― どんな「13歳」でしたか?
- 中田 キラキラしていました。中学受験をしたので、地元の中学校ではなくて、ちょっと離れた中学校に通っていたんです。 小3のときにJリーグが開幕したので、サッカー部に入ってJリーガーになろう!と本気で思っていました。全然うまくないのに……。 サッカーチームには入っていましたが、受験でやめて、中学の部活に入って。ポジションはFWで、三浦知良になりたかったです! 進学校で、練習も週に2~3回しかなくて、あとは勉強しなさい、みたいな学校でしたが、本気でサッカー選手になれるんじゃないかと思っていました。 悩みもなく、キラキラしていて。超青春でしたね。
- ― 「13歳の頃の自分」が「今の自分」を見たら、どんな風に思うと思いますか?
- 中田 全然想像していなかったかもしれないです。当時は、アニメやマンガをあまり見ていなかったので、意外だと思います。 でも、テレビは好きでした。うちの親の方針で、「テレビはみんなで見るもの」というのがあったので、お茶の間でみんなでテレビを見ていたんです。 そういうのがあるから、映像に関わる仕事ができているのは喜んでいるかもしれないです。アニメには、大学のときにハマりました。 典型的なダメな大学生だったので、あまり勉強はせず、時間はあって、金はない(笑い)。夜更かしもできるので、友達とアニメにハマって。 子供から大人まで一緒に見られるアニメっていいなと思いました。
